本当に必要??その商品。あなたが買っているのではなく、買わされているとしたら?

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メンタリズム

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あなたたは商品を買っていますか?
それとも。。
買わされていますか??


 

普段の生活の中で当たり前の様に行なっている『買い物』

 

もしもこの買い物の時に商品を買っているのではなく徹底的に仕組まれた戦略の上で

買わされているとしたら。。

 

今回の記事は少し趣向を変えて脳科学の観点からのマーケティングのお話をしていきます♩

 

あなたは買い物の時お目当の商品をある程度決めて、スーパーやコンビニ。薬局などへ買い物へ向かうと思いますその時に

 

自分が意図しない商品を買ってしまった事がある。。

 

この様な経験をした事はありませんか??

 

思わず買ってしまう商品の多くにレジ横の商品などが挙げられると思います。

 

私もついついチョコレート等を買ってしまうんですよ。。。この様な効果を。

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テンション・リダクション効果

このテンション・リダクション効果は簡単にいってしまうとついで買いを促す心理学なのです。具体的には

 

困難な目標や、課題を達成した瞬間に訪れる気の緩みの心理の状態のことです。

 

 

  • Tension  『緊張』『不安』
  • Reduction  『現象』

 

学生であれば『模試』『入試』。社会人であれば『面接』『新規プロジェクト』など。

 

このような大きな事柄を無事に乗り越えたとします。その様な時にホッと一息つきますよね?

 

一般的には『緊張の糸がきれた』状態です。

 

この様な状態は注意力や判断力が低下している状態なので、怪我をしやすかったり、体調を崩してしまったり。。。

 

騙されやすくなってしまったりするのです。。。。

 

この効果は何も大きな事柄を達成した時に限ってではありません。。。そうです。

 

人間は普段の買い物の時の様な些細な状況でも同じ心理状態に陥ってしまっているのです。買い物をしているとき人間は

 

  • 『何を買おう』
  • 『値段はいくらだろう』
  • 『この商品と向こうの商品どちらにしよう。。』

 

この様な決断を迫られる状態にいます。この状態がいわば、脳を使い精神的には緊張や不安を感じている状態に酷似しているのです。

 

買い物が終わって並んでいるレジ前というのは、いわば気の抜けた状態という事です

 

だから正常な判断ができなくなっており、ついつい買ってしまうんです。本来は必要ではない商品を。。。

 

さらにはこの様な脳科学をもとにした戦略は店内のいたるところに散りばめられています。。。

 

脳は比較するのが得意。。。

ここであなたに質問なのですが、下記の商品どちらを買う。又は興味をひかれますか??

この商品は同じ商品棚に置いてあるとします。

 

  • 唐揚げ5個入り 500円
  • スパイシー唐揚げ6個入り 500円

 

多くの人間が1個多いスパイシー唐揚げをに興味、もしくは購入すると思います。なぜか。

 

1個多くてお得と感じるからです。

 

ここで面白い実験結果をご紹介します。

 

ダン・アリエリーという心理学、行動経済学の権威である彼が雑誌の年間購読の案内を用いた実験をおこないました。参加者を2つのグループに分け以下の購読案内を見てもらったのです。

 

案内A

  • 59ドル ウェブ版のみの購読  68人が選択
  • 125ドル ウェブ、印刷版のセット購読   32人が選択
  • 予測収益  8012ドル

案内B

  • 59ドル  ウェブ版のみの購読  16人が選択
  • 125ドル  印刷版のみの購読  0人が選択
  • 125ドル  ウェブ、印刷版のセット購読 84人が選択
  • 予想収益  11444ドル 

 

どちらも最終的に案内している内容(オファー)は同じです。違う点といえば案内Bには

 

印刷版のみの購読が含まれているかどうかなのです。。つまり被験者の多くが

 

『印刷版のみで125ドル』と『ウェブ、印刷セット購読125ドル』を比較して

 

比較する対象がない時よりも、比較する対象があるときの方がはるかに多くのお得感を感じて購入に踏み切ったという事なのです。。

 

ここで唐揚げに話を戻してみましょう。。。

 

  • スパイシー唐揚げ6個入り 500円

 

お得感感じますか???ここに

 

  • 唐揚げ5個入り 500円

 

という比較対象があるからこそお得感を感じ購入しようと検討、又は実際に購入するのではないですか?

 

これはもちろんですが何も唐揚げに限った話ではありませんよね?以下の様なケースではどの商品に購買意欲を感じますか??瞬間的に感じてみてください。

 

 

  • 150g豚バラ肉  170円
  • 180g豚バラ肉  200円
  • 130g豚バラ肉  135円
  • 150g豚バラ肉  140円

1番下の150g140円の豚バラ肉にお得感を感じなかったですか??

 

もしも上の表に150g140円の豚バラ肉がなかったとしたらどうですか??

 

多くの人間が選択に迷い、実際に購入された結果もバラバラになるはずです。。

 

人間は明確に比較する対象があるからこそさらなる購買意欲を感じてしまうのです!

 

今回の記事では脳科学マーケティング戦略の一端をお伝えしました。。。

 

今後別の記事でさらに掘り下げて書いていきます。。。

 

もしもこの記事を見ているあなたが、商売をしていて売り出したい商品があるのであれば

 

商品の中に魅力に欠ける商品を紛れ込ませておいて、本当に売りたい商品を際立たせる様な戦略をとってみてはいかがでしょうか???

 

ちなみに私は。この様な記事を書いていますが。。戦略に。。ハマる側です。。。

 

今回はここまで。。。又お会いしましょう。。。

 

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